1. 外壁塗装の補助金・助成金とは?知っておくべき制度の基本を解説
「そろそろ外壁を塗り替えたいけど、費用がちょっと心配…」という方、実は“補助金”や“助成金”が使える場合があるって知ってましたか?
外壁塗装の一部費用を自治体がサポートしてくれる制度があり、条件に合えばお得にリフォームができるんです!
特に、遮熱・断熱塗料を使ったエコリフォームや、老朽化による外壁修繕などが対象になるケースが多めです。
ただし、制度の内容は地域によって違うので、どんな工事が対象になるのか、いつ申請すればいいのかなど、事前にしっかりチェックすることが大切です。
このページでは、外壁塗装で利用できる補助金・助成金の基本をわかりやすく解説します。
うまく活用して、安心&お得なリフォームを目指しましょう!
1-1. なぜ外壁塗装で補助金が支給されるのか?制度の目的を確認しよう
外壁塗装、ただ見た目をきれいにするためだけじゃなく、家の断熱性や耐久性を高めることが目的なんです。
自治体によっては、省エネ対策や長寿命化をサポートするために補助制度を用意していて、特に断熱塗料を使ったり、環境に配慮した塗装を行う場合に対象になることが多いです。
また、地域の住宅の価値を保ち、空き家や老朽化の対策にもつながるため、公共の視点からも支援されているんです。
制度の目的を知った上で、うまく活用していきましょう!
2. どんな工事が対象?外壁塗装の補助金を受けられるリフォーム内容の一覧
外壁塗装の補助金は、自治体や国の制度によって対象となる工事が異なりますが、主に省エネ対策や住宅の長寿命化を目的としたリフォームが対象になります。
1. エコリフォーム(省エネ対策)
断熱塗料や遮熱塗料を使用して、家の断熱性や遮熱性を高める工事が対象です。これにより、冷暖房の効率が向上し、光熱費の削減が期待できます。
2. ヒートアイランド対策
屋根や外壁に遮熱塗料を塗布することで、室内温度の上昇を抑制し、エアコンの使用量を減少させる効果があります。これにより、都市部の温暖化対策にも貢献できます。
3. 耐震・長期優良住宅化リフォーム
耐震性能を向上させるための外壁補強や、長期優良住宅化を目的とした外壁塗装が対象となります。これにより、住宅の耐久性や安全性が向上します。
これらの工事は、各自治体の補助金制度の対象となる場合があります。
詳細や申請方法については、お住まいの自治体に直接お問い合わせいただくか、公式ウェブサイトで確認してください。
2-1. 省エネ・断熱効果がポイント!助成金対象となる外壁・屋根塗料の種類
外壁や屋根の塗装で助成金を受けたいなら、ポイントは「省エネ効果」や「断熱性」がある塗料を使うことです!
たとえば、遮熱塗料は太陽の熱を反射して屋根や外壁の表面温度を下げてくれるので、室内の温度上昇を抑える効果があります。
夏のエアコン代節約にもつながる優れものです。
また、断熱塗料は熱を通しにくく、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境をキープできます。
これらの塗料は、省エネ対策として認められれば助成金の対象になることが多いです。
自分の家に合った塗料を選びつつ、かしこく制度を活用しましょう。
2-2. 耐震性や防水性の工事も補助金の対象になる場合がある
外壁塗装の補助金・助成金は、断熱性や遮熱性の向上だけでなく、耐震性や防水性の強化にも適用される場合があります。
特に、木造住宅の劣化対策工事として、外壁の軸組や土台の防腐・防蟻措置が対象となり、補助が支給されることがあります。
また、耐震改修工事に対しても補助金が交付される場合があり、耐震壁の増設や柱・梁の補強などが対象となります。
これらの工事は、住宅の耐久性や安全性を高めるための重要な対策とされています。
3. 地域ごとに異なる!自治体の外壁塗装補助金を調べる方法とは?
自治体の外壁塗装補助金を調べるには、まずお住まいの地域の公式サイトをチェックするのが一番です。
多くの自治体が、リフォームや省エネ改修をサポートするための補助金を提供していますが、その内容や申請期間は地域によって異なります。
調べる際には、「外壁塗装 補助金 自治体名」で検索して、最新の情報を確認しましょう。
また、各自治体の窓口や電話で直接問い合わせるのも有効です。
外壁塗装業者にもしっかり相談しましょう。
補助金には予算や申請期限があるため、早めに動くことが大切です!
3-1. 東京・千葉・福岡など主要都市の補助金の金額や受付期間を紹介
東京・千葉・福岡で実施されている、外壁塗装補助金の金額や受付期間をいくつかご紹介します。
【東京都】
区名
制度名
助成額(上限)
受付期間
対象工事
新宿区
新エネルギー及び省エネルギー機器等補助金制度
施工面積1㎡あたり2,000円(上限20万円)
令和6年4月15日~令和7年3月31日
高反射率塗装(屋根・屋上)
杉並区
エコ住宅促進助成
上限15万円(屋根・外壁合わせて)
令和6年4月10日~令和7年1月31日
日射反射率50%以上の塗料による屋根・外壁塗装
墨田区
地球温暖化防止設備導入助成制度
最大30万円(遮熱塗装)
令和6年4月1日~令和7年2月28日
遮熱塗装、断熱改修、太陽光発電システムなど(遮熱塗装の金額を記載)
世田谷区
エコ住宅補助金
上限20万円(屋根・外壁合わせて)
令和6年4月1日~令和7年2月28日
高反射率塗装工事、断熱改修、太陽光発電システムなど(高反射率塗装工事の金額を記載)
台東区
高反射率塗料施工助成金制度
工事費用の20%(上限15万円)
令和6年4月1日~予算終了まで
高反射率塗装(屋根・外壁)
【千葉】
市区名
制度名
助成額(上限)
受付期間
対象工事(詳細)
千葉市
省エネルギー住宅改修補助金
最大20万円
2024年4月1日~2025年3月31日
遮熱塗料による外壁・屋根塗装、断熱材の施工、窓の断熱化(複層ガラス等)など
船橋市
省エネルギー住宅改修補助金
最大15万円
2024年5月1日~2025年4月30日
高反射塗料を使用した屋根・外壁塗装、断熱サッシの設置、外壁の断熱改修など
松戸市
住宅用省エネルギー設備設置補助金
最大10万円
2024年6月1日~2025年5月31日
省エネ性能を高める塗料での外壁・屋根塗装、太陽光発電設置、断熱工事
市川市
住宅リフォーム助成金
最大30万円
2024年7月1日~2025年6月30日
屋根・外壁の塗装、外壁の修繕、防水工事、耐震改修、バリアフリー対応など幅広く対応
柏市
省エネルギー住宅改修補助金
最大25万円
2024年8月1日~2025年7月31日
高遮熱塗料による外壁・屋根塗装、壁や床の断熱改修、エコガラスの導入など
【福岡】
市区名
制度名
助成額(上限)
受付期間
対象工事
大木町
住宅改修補助制度
費用の20%(上限20万円)
2024年5月20日~(先着順)
外壁塗装、屋根・天井・内外壁・床の改修、防音・断熱・間取り変更など
遠賀町
結婚新生活支援補助金
上限30万円
2024年4月1日~2025年3月20日(先着順)
住宅取得費、賃借費、引越し費用、リフォーム費用など
篠栗町
木造戸建て住宅耐震改修補助事業
費用の25%(上限15万円)
2024年4月1日~2024年11月30日(先着順)
屋根の軽量化、壁・接合部・基礎の補強などの耐震改修工事、建替え工事、省エネ改修工事、性能向上改修工事など
田川市
住宅リフォーム工事補助金
費用の10%(上限20万円)
2024年4月1日~2025年3月31日(先着順)
屋根・外壁塗装などの耐久性能改修、壁・床・天井改修工事など
大刀洗町
住宅改修事業補助金
費用の30%(上限30万円)
2024年4月1日~予算終了まで(先着順)
外壁の張替えや塗装工事、屋根・屋上等の葺き替え・塗装・防水工事、台所・浴室・トイレ等水回りのリフォーム、新築・増築・減築工事など
4. 補助金を確実に受け取るための申請手順・必要書類と確認ポイント
「せっかく工事したのに補助金がもらえなかった…」なんてこと、絶対避けたいですよね。
補助金を確実に受け取るためには、事前の準備と正しい手順が大切です!
申請に必要な書類や流れ、気をつけるポイントを知っておくことで、スムーズに補助金をもらえます。
ここでは、手続きに必要な書類と、手続きから工事完了までの流れを解説していきます。
4-1. 事前確認が必要!工事開始前に自治体に提出する書類とは
ほとんどの自治体では、工事前に申請しないと補助対象外になるから注意が必要です。
提出する書類には、①補助金交付申請書、②工事の見積書、③工事内容がわかる図面や写真、④建物の登記簿謄本や住民票などがあります。
工事完了後には、施工写真や領収書も求められることが多いです。
書類の形式は自治体ごとに違うので、公式サイトでチェックする、工事を頼む業者や、窓口に相談して不備がないように準備しましょう。
4-2. 補助金の申請にかかる審査期間や完了後の手続きまでの流れ
補助金の申請をしたら、次は審査期間に入ります。自治体によって違いますが、通常は2〜4週間くらいです。
内容に不備があるとさらに時間がかかることもあるので、書類はしっかりチェックして提出しましょう!
無事に「交付決定通知」が届いたら、いよいよ工事スタート!
そして、工事が終わったら「完了報告書」や「領収書」、「ビフォー・アフターの写真」などを提出します。
その後、自治体が完了検査や書類確認をして問題なければ、補助金が指定口座に振り込まれるという流れになります。
入金までは1〜2ヶ月かかることもあるので、気長に待ちましょう。最初から最後までしっかり手順を踏めば安心です!
5. 外壁塗装工事で補助金を利用した具体的な施工事例を紹介
外壁塗装で補助金を活用した実際の施工事例をご紹介します!
福岡県内に住むAさんは、築20年の戸建て住宅の外壁と屋根の塗装を検討していました。
業者からの提案で、省エネ効果のある遮熱塗料を使用することで、自治体の「住宅改修補助金」を申請できると知り、申請にチャレンジ。事前に見積書や塗料のスペック資料を準備し、無事に10万円の補助金を受け取ることができました!
最終的な工事費用は80万円→実質70万円に。見た目もキレイになり、夏の室内温度も少し下がって快適に。
補助金は手続きが少し手間ですが、信頼できる業者に相談すればスムーズですよ。
5-1. 実際いくら安くなった?外壁リフォーム費用の相場や補助金の効果を解説
外壁リフォームってまとまった費用がかかるけど、実際いくら安くなるの?と気になりますよね。
一般的に外壁塗装の相場は80〜150万円前後。これに対して自治体の補助金を使えば、10〜30万円ほど安くなるケースも!
例えば、「工事費の10〜20%を補助」「上限20万円」といった制度が多く、条件が合えばかなりおトクになります。
6. 補助金申請に強い外壁塗装業者選びのポイントと見積もりの依頼方法
外壁塗装で補助金を活用したいなら、補助金申請に強い業者選びが大事です!
まず見るべきポイントは「自治体の補助金制度に詳しいかどうか」。
過去の申請実績がある業者なら、必要書類の準備や手続きのサポートもスムーズです。
次に、「見積書が詳細でわかりやすいか」もチェック!
補助金の審査では見積書の内容が重要になるので、塗料の種類や面積、工事の内訳が細かく書かれているか確認しましょう。
見積もりの依頼は、気になる業者を2~3社ピックアップして、相見積もりを取るのがおすすめです。
その際に「補助金を使いたい」と伝えておくことで、きちんと対応してくれるかを判断できます。
業者選びは焦らず、丁寧に比較するのが成功の秘訣ですよ!
6-1. 失敗しないための業者選定の注意点・質問しておきたいチェック項目
外壁塗装の業者選びで失敗しないためには、まず、「補助金に対応しているか」「過去に申請サポートの実績があるか」はしっかり確認しておきましょう。
補助金は書類や申請手続きが大変なので、慣れている業者だと安心です。
また、見積もりの内容がざっくりしすぎていないかも要注意です!塗料の種類、施工面積、工事内容が細かく書かれているかをチェックしましょう。
さらに、契約前に聞いておきたい質問としては、
①追加費用が発生するケースはあるか?
②工事の保証期間はどれくらい?
③工期や天候によるスケジュール変更への対応は?
信頼できる業者ほど、丁寧に答えてくれます。焦らず、しっかり納得してから契約しましょう。
7. 外壁塗装補助金・助成金を活用し、費用をおさえて安心な住まいを実現しよう!
外壁塗装は住まいを守るために大切な工事ですが、費用の負担が大きいのも事実ですよね。
そんなときは、ぜひ各自治体の補助金や助成金制度を活用してみてください。
条件さえ合えば、工事費の一部が補助され、家計の負担をぐっと軽くできます。
申請には少し手間がかかりますが、実績のある業者と一緒に進めれば安心です。
「少しでも費用をおさえて、家族が安心して暮らせる家を維持したい」という方こそ、補助金を上手に利用する価値があります。
無理なく、しっかりと守れる住まいを一緒に目指しましょう。